どこかの自己啓発本にでも書いてありそうなフレーズ「何事も恐れず挑戦していこう!」
こう言われてですぐ挑戦できるようになるのなら話は早いのに。
実際は挑戦するのが怖くて立ちすくんでしまうばかりです。
一体なぜ挑戦するのが怖いのでしょう?
今回は一歩踏み出せない時に読んでもらいたい記事です。
怖いが発動する条件
これは私の体感なのですが、自分が好きだと思っているものほど挑戦するのが怖くなる気がしています。
みなさんは思い返してみてどうでしょうか。
大して興味がないものは、できが悪くてもそこまで気に病まずに済みます。
でもこれが自分の好きなものだったら。
好きなのにどんなに頑張ってもうまくできなかったら。
どれほどのショックを受けてしまうのか。
そういう考えがよぎって挑戦心を砕いてしまいます。
じゃあどうしたらいいか
好きなのにうまくできなかったら、悲しい。
それをどう乗り越えて挑戦するところまで持っていけるか?
私なりの答えは、
下手くそでも楽しむマインド、です。
別の言い方をすると
成長を楽しむマインド、とも言えます。
ここが楽しむポイント
仕事でも音楽でもスポーツでも料理でも絵でも、好きなものがうまくできたらそりゃあ楽しいです。
うまくできるというのは、自分の意のままに物事が運んでいっている状態で、気分がいい。
ではうまくいかない時は、どう楽しんだらいいのでしょう?
うまくできない、下手くそである状態は実は非常に伸び代があって、それこそが楽しむポイントです。
底辺からスタートした自分が一段ずつ階段を登って成長していく様子を楽しめる。
これは始めからうまくできてしまう人には味わうことのできない楽しみではないでしょうか。
うまくできない人の特権
成長を楽しむ以外にも、もうひとつ特権があるんです。
それはうまくできない人の気持ちに共感し、寄り添えること。
始めからうまくできてしまう人は、残念ながらうまくできない人の心情が想像しきれません。
相談に乗ろうにも本当の意味では寄り添えないんです。
なぜなら人は自分の経験したことにこそ強く共感し、語ることができるから。
うまくできないからこその悩み、葛藤、不安はさまざまな場で、誰かと共感し親しくなれるきっかけになるはずです。
だから挑戦するのが怖くなったら、下手くそでも成長を楽しむマインドを持って一歩踏み出せたらと思います。